ニューヨークと世界各国の写真集

ニューヨークの観光スポットなどの情報と写真及びアメリカを中心に世界各国を写真でご紹介するブログです。

2009年03月

週明け30日のニューヨーク株式市場はオバマ米大統領がこの日午前に自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)やクライスラーが提出していた再建計画に言及し計画が不十分と指摘したことから破産法適用が視野に入ったとの観測や金融機関の財務懸念が広がり幅広い銘柄で売りが出て大幅に続落、ダウ工業株30種平均は前週末比$254ドル16セント安となる$7,522ドル02セントで取引を終えた。

GMは25%の下落。金融株でもガイトナー財務長官による更なる公的資金投入の必要性を示唆する発言からバンク・オブ・アメリカ、シティグループ、アメリカン・エキスプレスなどが軒並み2桁台の下落となった。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は43.40ポイント安の1501.80ポイントで終えた。S&P(スタンダード&プアーズ)500株価指数は28.41ポイント安の787.53ポイント、業種別S&Pは全10業種で下落となった。

ニューヨーク州議会は予算案策定期限ぎりぎりまで議論を重ね$1,320億ドルの予算案に対して30日、合意に達した。最終合意案では歳出は当初よりも増え、連邦政府からの景気刺激資金の$70億ドルを当て込んで$105億ドル増となった。この結果教育や医療などの歳出は昨年並みを維持することとなり、ニューヨーク市で懸念されていた教員の大量失業などの事態は回避された。

また議会では年収$250,000ドルを超える世帯主への高額所得税(8%、$500,000ドル超の場合は9%弱)の一時的な課税も可決した。これにより州政府は$40億ドルの歳入増を見込んでいる。マイケル・ブルームバーグ市長はこの州政府予算の合意を受け「これで数千人教員職は何とか確保できた」と州議会の合意を好意的に受け止めるコメントを出している。

ニューヨーク市のエリック・ジョイア市議会議員が発表した報告書によれば、市内で起きる性犯罪の加害者の多くが公営住宅に不法に住んでいる住民であることが明らかになった。ジョイア議員のレポートによればそうした住民による性犯罪事件の発生率は今年に入って126件と昨年同時期と比較して12%も増加しているという。

これは性犯罪加害者の住所を調べた結果わかった事実で実に37人が全く同じ住所を記載しており彼らは家賃を払わないなどから退去が命じられていたがそれに従わずにいる、いわゆる不法滞在者の住人。また連邦政府や市でも過去に性犯罪を犯した人物が公営住宅に入居することを禁じているが報告書からは彼らが実際には公営住宅に居座っている事実が明らかになったことから、市でも対策を進める必要がある。

ニューヨーク市の公営住宅以外に住むためには一定以上の収入が必要で、そうしたことも結果として不法滞在者を増やし卑劣な犯行を繰り返させている背景となっている。ジョイア議員はニューヨーク市住宅公団とニューヨーク市警察本部に対策を進めるように促しており公団の関係者は市警本部と協力して早急に性犯罪者の立ち退きを進めるとしている。

地元メディア、NY1が伝えたところによれば、スタテン島のウエスト・ブライトン地区のグリーンフリーフ通りの自宅で首を絞められた痕跡のある若い女性の遺体が発見され、ニューヨーク市警本部(NYPD)で捜査を進めているという。遺体で見つかったのはこの家に住むキャロライン・ウィマーさん(26)で首を絞めたものとみられる電気のコードが発見されているという。当局では遺体を司法解剖して詳しく死因を調査するとともに殺人事件の疑いがあるとして捜査を進めている。

03/31
SCOOP : アッパー・イースト・サイド店で1日限りのセール。最大70% off
エリア:住所:1275 3rd Ave, near 73rd St
地下鉄:6線 77th St
電話番号:212-535-5577
営業時間:9:00am-9:00pm
URL : http://www.scoopnyc.com/

03/31 - 04/03
Alice + Olivia : パーティ・ドレス他女性用衣料品が60%超のセール
エリア:ミッドタウン・イースト
住所:80 W 40th St, near 6th Ave
地下鉄:B/D/F/V線 42nd St-Bryant Park
電話番号:212-840-0887
営業時間:8:00am-7:00pm
URL : http://www.aliceandolivia.com/

04/01 - 04/03
Hayden-Harnett : シーズン・オフのコレクションが40~80% off
エリア:ミッドタウン・イースト
住所:Hayden-Harnett Showroom, 16 W 36th St, near 6th Ave, Ste 501
地下鉄:B/D/F/V/N/Q/R/W線 34th St-Herald SQ
電話番号:718-383-4450
営業時間:11:00am-7:00pm
URL : http://haydenharnett.com/

04/02 - 04/03
The Sak, sakroots, Elliott Lucca : サンプル・セールでバッグが$5~$60
エリア:ミッドタウン・イースト
住所:339 5th Ave, near 34th St, 2階
地下鉄:6線 33rd St, B/D/F/V/N/Q/R/W線 34th St-Herald SQ
電話番号:212-329-4500
営業時間:4/2 9:00am-5:00pm, 4/3 9:00am-4:00pm

04/03 - 04/04
Alejandro Ingelmo : サンプル・セール。
エリア:ソーホー
住所:25 Mercer St, near Howard St, Ste 2C
地下鉄:N/Q/R/W線 Canal St
電話番号:646-478-7957
営業時間:4/3 9:00am-6:00pm, 4/4 10:00am-6:00pm
URL : http://www.alejandroingelmo.com/

04/04 - 04/05
Mixona : Wolford, Eberjey, Cosabellaのランジェリーが半額で
エリア:ノリータ
住所:262 Mott St, near Houston St
地下鉄:B/D/F/V線 Broadway-Lafayette St
電話番号:646-613-0100
営業時間:11:00am-7:30pm
URL : http://mixona.com/

予算成立期限を今週水曜日を前にしてデビッド・パターソン・ニューヨーク州知事は州政府での最終検討結果として28日(土曜日)に検討中の予算案についての発表を行った。この発表の中では巨額の財政赤字の穴埋め策として高額所得者への所得税の上乗せが盛り込まれている。

地元メディアのNY1の報道によれば、課税は年収が$250,000ドルを超える世帯主に対して新たに8%の所得税を徴収するというもので、従来の1%に加えて9%が税金として徴収されることとなる。年収が$500,000ドルの場合はほぼ10%の税率となる。州政府案ではこの課税は恒久的なものではなく、3年後に景気回復がみられれば廃止されるという暫定的なものとなる。

パターソン州政権はニューヨーク州に拠点を置く金融企業からの大幅な税収源を受けて未曾有の財政難に喘いでおり、知事は「この税収が最後の頼みの綱」と位置づけ、高額所得者に対する課税により教育費などの歳出を昨年並みに維持することができるとしている。州政府は「肥満税」「ダウンロード税」など歳入増へ様々な新税制案の検討を進めてきたが市民の失笑、怒りを買って急激な支持率低下がみられている。
州が教育や医療などへの歳出の削減を決めたことから病院の閉鎖など一般市民に財政赤字のツケが全て回される形となっていることから強い批判を受けていた。オールバニ政府では更に細部について議論を重ねて水曜日の予算成立期限に間に合わせたいとの意向を示している。

地元メディアのNY1によればニューヨーク市警察本部(NYPD)はマンハッタンのチェルシー地区にあるナイトクラブで日曜日の早朝に起きた刃物による傷害事件でアブドゥル・テイラー容疑者(35)を殺人未遂、武器の不法所持などの容疑で逮捕した。

事件は西28丁目(七番街、八番街間)にあるナイトクラブ、プロムナードでテイラー容疑者が次々と4人をナイフのような凶器で刺したというもの。4人はセント・ビンセント病院に運ばれて手当てを受けたが幸いにもいずれも命には別状はないという。

チェルシー地区のナイトクラブは不法薬物の取引などが頻繁に行われ犯罪の温床となっているとの指摘も根強い。2年前に凶悪事件が頻発したことから浄化に取り組んだ結果犯罪発生率が低下してきているが、客同士のトラブルがこうじて殺傷事件に発展するケースもありこうしたクラブを訪れる際には十分に注意が必要となる。

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クイーンズとマンハッタンを結ぶ「59丁目ブリッジ」として知られているクイーンズボロ・ブリッジが3月30日に開通100周年を迎える。橋の正式な開通式は1909年6月に行われているが3月30日が非公式の開通日。マンハッタンの59丁目とクイーンズのロングアイランド・シティを結ぶこの橋の建設は20世紀に入った直後の1901年から始まり総額$2,000億ドルの工費をかけて行われた。

工事中には50人もの作業者が亡くなるという難工事の果てに開通し上下二層式の橋は上層が4車線、下層が5車線というロングアイランド・シティとの大動脈を成しており現在で1日平均20万台の自動車通行量がある。全長は3,724フィート(1,135.2メートル)、橋げた間の最大距離は1,182フィート(360メートル)。平行してルーズベルト島トラムが設置されている。

なお100周年を祝う様々なイベントがNYCブリッジ・100年祭委員会によって企画されている。詳しくは同委員会のウェブ・サイト(http://www.nycbridges100.org/)参照。

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ司法長官は、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対してCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)契約に関して情報提供を求める召喚状を送付したことが明らかになった。

クオモ長官は発表資料で「AIGのボーナスに関しての司法当局の調査対象をCDS契約にも拡大する」と述べた上で「CDS契約はAIGを崩壊させた問題の核心であり、CDS契約が公的資金が世界の金融機関の資本増強のために注ぎ込む媒体になったかどうかが問題」と指摘している。召喚状による調査ではゴールドマン・サックス・グループとフランスのソシエテ・ジェネラル、ドイツ銀行などの顧客への「補償」に公的資金が使われていなかったかを調査する。

クレジット・デフォルト・スワップは信用リスクのみを移転できる取引で銀行の自己資本比率を高める対策の一環として利用されるケースが多い。金融破綻問題の中で「時限爆弾」「金融大量破壊兵器」などと呼ばれリスクが高いことでも知られている。AIGではファイナンシャル・プロダクツ部門がこのCDSの販売を担当しており、CDSが経営難を招いたのにも関わらず同社の幹部社員に対して多額のボーナスを支給していたことからAIGに対する厳しい非難の声が挙がった。

また、民主党のイライジャ・カミングス下院議員(メリーランド州)をはじめとする議員27人は金融安定化策を管轄しているバロフスキ特別監察官に対して「AIG救済資金から必要以上の金額がゴールドマンなどに支払われた可能性がある」として連邦当局に調査を要請する書簡を出している。同書簡では「AIGの取引先への支払いが、(支援金を実質的に負担している)納税者にとって最善の利益だったかどうかを知りたい」としている。一部経済学者からももし公的資金によってCDS清算が行われたならば「重窃盗罪」に相当するとの見解も示されており、今後も厳しい目がAIGに対して向けられることになる。

一方、オバマ大統領は大手金融機関のCEOら15人をホワイトハウスに呼んで会談を行い金融安定化に向けた最大$1兆ドル超の不良資産の買い取り計画に対する前向きな理解・協力を呼びかけ金融機関が幹部の報酬について「自制」するよう求めたたという。

今年11月に行われる予定のニューヨーク市長選挙で三選を目指している現職のマイケル・ブルームバーグ市長が当選に向けて選挙キャンペーンの拠点を今週末に開設した。まずはブロンクスとクイーンズのフォレスト・ヒルの事務所が28日(土曜日)にオープン、29日には残るマンハッタン、ブルックリン、スタテン島でもオープンさせる予定だという。

選挙拠点のオープンには大勢の支持者が参加して市長が事務所に到着すると「Four More Years !」を合言葉に三選に向けて全力を挙げた支援を誓った。選挙事務所ではライバル候補からの批判をかわすために、ブルームバーグ市政化で成果を挙げた施策を掲げて鼓舞した。大富豪でもあるブルームバーグ市は選挙に勝つための「選挙資金集め」は必要ない。これが長く同氏の大統領選出馬の噂が本人が否定しようともなかなか消えなかった最大の要因だ。選挙資金集めに注力する必要がない分、「いかに今のニューヨークが危機でありその危機を乗り越えられる市長はブルームバーグ氏以外には有り得ない」とのイメージを有権者に植え付けていけるかがキャンペーンのポイントとなる。

最新の支持率調査で高い支持率を維持していることが判明したものの、他方でライバル候補との差が縮まっていることが早い段階での選挙事務所開設に繋がったのではないかとみられている。

地元メディアNY1の報道によれば、先週金曜日(3月27日)の夕方5時頃ミッドタウンの東37丁目でバンが暴走して歩道に乗り上げて歩行者を2人をはねる交通事故が起きた。この事故でブルックリン在住のグラフィック・デザイナーのイェセミー・ラモスさん(29)が即死、もう一人も怪我を負った。

この事故でニューヨーク市警(NYPD)はバンを運転していたケストン・ブラウン容疑者(27)を無謀運転、過失致死などの容疑で逮捕した。運転当時ブラウン容疑者は飲酒していた疑いが持たれている。亡くなったラモスさんは3人の母親で死亡当時妊娠2ヶ月で、事故に遭った当時結婚記念日を祝うために帰宅途上だったという。ラモスさんらは仕事を終えてオフィス・ビルの入り口で同僚らに別れを告げた直後にバンにはねられたものとみられている。

怪我をしたもう一人の女性はベルビュー病院で手当を受けているがこちらは幸い命に別状はない。

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現地時間の28日(土曜日)の夜、エンパイア・ステート・ビルやタイムズスクエアなどで「アース・アワー」による消灯が行われます。8時半から1時間とのことですので観光などでこの日に夜景をお楽しみになる予定がある場合は消灯前後での景色の違いも楽しむことができると思います。特にタイムズスクエアがどんな風景になるのかとても興味深いですね。

今回は七番街の写真集とアッパー・イースト・サイドの地図を更新しました。

七番街写真集
http://newyorkcity2005.web.infoseek.co.jp/gallery/midtown/7thave-j.html
アッパー・イースト・サイド地図
http://newyorkcity2005.web.infoseek.co.jp/information/maps/upper_east-map-j.html

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ニューヨーク観光情報
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ニューヨーク・ニュース
http://newyorkcity2005.web.infoseek.co.jp/information/news-j.html
イベント情報
http://newyorkcity2005.web.infoseek.co.jp/information/event-j.html
ニューヨーク・ショッピング
http://newyorkcity2005.web.infoseek.co.jp/information/sightseeing/shopping-j.html
ニューヨーク・セール情報
http://newyorkcity2005.web.infoseek.co.jp/information/sightseeing/shopping_tips-j.html

2001年9月11の同時テロで7棟の建物が完全に崩落したワールド・トレード・センターは、テロ事件後に再建プロジェクトが始まり、ジョージ・パタキ元ニューヨーク州知事の下そのプロジェクトの象徴的存在として高さ1,776フィート(541.3メートル)の「フリーダム・タワー」が計画され「アメリカの強さ」の源である「自由」をその名に与えた。しかし地元メディアNY1の報道などによれば、ワールド・トレード・センター再建プロジェクトの施工主となるニューヨーク・ニュージャージー港湾公社(ポート・オーソリティ)が今週木曜日に突然その名称に異を唱え今後は"正式名称"である「ワン・ワールド・トレード・センター」の呼称を使っていく意向を明らかにしたという。

同公社のチェアマン、アンソニー・コッシア氏は「このビルはオフィス・ビルでありその意味で市場価値を考慮した場合、住所でもある「1WTC」が、昔から使われていた名前でもあり相応しいと考えている」と語った。これに対してパタキ前知事は「1WTCはあくまでも(2番目に崩落した)ノース・タワーの名前。この名前は言わば聖なる名前。安易に復活させるのはどうか」と反意を示した。これに対してマイケル・ブルームバーグ市長は「名称についてはあまり関係ない。正式名称が何か、愛称が何か、それぞれ呼びたいように呼べばよい。六番街なのかアベニュー・オブ・アメリカズなのかと同じこと」とあまり意に介していない立場を示した。

「フリーダム・タワー」は2002年に行われたデザイン・コンペでダニエル・リベスキンド氏のデザインが採用され、より「記念塔」的色合いが濃かったがその後ポート・オーソリティから長期リースを受けた不動産業者のラリー・シルバースタイン社がより収益性の高さを求めてデイヴィッド・チャイルズ氏を参画させ、その後和解したものの裁判沙汰にまで発展したという経緯を持っている。ここへ来ての名称論争も収益性なのかテロからの復興の象徴なのかという、言わば同じことを繰り返している印象が否めない。「フリーダム・タワー」との名称に関しても当初からテロ犠牲者がアメリカ人のみとの印象を強く与えるとの批判も根強く、今回のポート・オーソリティ側の対応に注目が集まっている。

クイーンズとブロンクスを結んでいるホワイト・ストーン・ブリッジで27日午後1時頃、クイーンズ方面行きの車線でクレーン車のアームが橋の路面にかかる道路標識に激突して破壊し、この道路標識付近で作業中だった作業員2人が落下するとともに破壊された標識が全車線を塞ぐという事故が起きた。この事故で落下した作業員はクイーンズのニューヨーク病院に運ばれたが幸い命には別状がないと伝えられている。また事故の影響でホワイト・ストーン・ブリッジはブロンクス方面、クイーンズ方面とも全面通行止めとなり月末・期末の金曜日の午後という最も混雑する時間帯での通行止めによって周辺道路が渋滞が及ぶなど大きな影響が出た。

ニューヨーク市では昨年3月と5月にクレーンによる死者が出る事故が起きているが、市内の至るところで行われている工事現場・建設現場などでも連日のように事故が報じられている。今回の事故原因は明らかになっていないが一歩間違えば道路標識が走行中の自動車に激突する事態となっていただけに、偶然現場を通りかかったドライバーたちは一様に「危なかった。ラッキーだった」などとメディアの取材に応えているのが印象的だった。クレーン車がアームを伸ばした状態のまま道路標識に突っ込んで行ったとの目撃証言が多く寄せられていることから、クレーン車の運転手がアームが伸びていることをわからずにいた可能性もある。

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地球温暖化対策に力を入れているニューヨーク市で、ランドマークを一斉に消灯するイベントに参加する方針を決めた。消灯するのはエンパイア・ステート・ビル、クライスラー・ビル、タイムズスクエアの広告、イースト・リバー・ブリッジなどで今週土曜日の午後8:30から1時間を消灯時間とするという。これは世界規模で取り組みが行われている「アースアワー」と呼ばれる時間帯で世界各地で数百万人が参加して行われるイベント。

マイケル・ブルームバーグ市長は「このイベントにニューヨークが参加することは有意義だ。灯りの消えた街の風景をみて世界中の人が温暖化対策の必要性を強く実感してくれることが大切だ」とコメントしている。ニューヨークの他にもオーストラリア・シドニーのオペラハウスやハーバーブリッジ、エジプト・ギザのピラミッド、フランス・パリのエッフェル塔、ギリシャのアクロポリス、中国・北京の鳥の巣、香港でも1,500以上の建物で消灯する。

国内でもサンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジやナイアガラの滝などで「アースアワー」に参加する。

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